K判とは…A判とは…それは洋紙(ようし)と板紙(いたがみ)を理解すれば…

またまた見積に出てきた意味の分からない言葉…K判とA判。ということでこの違いを調べてみました。要するに紙の規格のことのようなのです。紙のサイズはその規格がJISで決められています。その規格を説明する前に洋紙と板紙について理解をしておく必要があります。
- 洋紙とは…板紙とは…
- 紙には洋紙と和紙がありますが、現在私達が見る紙の9割以上は洋紙です。要するに紙と言えば洋紙のことを指しています。ただ紙の種類は様々ありますよね。厚みが違ったり、コーティングがされていたり…ここで言う紙が厚いもの(ダンボールなど)は洋紙の中でも板紙(いたがみ)と呼ばれています。私の認識では、板紙=分厚い紙(ダンボール)です。
- 洋紙と板紙の規格サイズ
- この洋紙・板紙には冒頭で書きましたサイズの規格があります。
洋紙の主な紙のサイズ (単位mm) *板紙は単位をmmで表示 A列本判(エーバン) 625×880 B列本判(ビーバン) 765×1085 菊判(キクバン) 639×939 四六判 788×1091 ハトロン判 900×1200 板紙の主な紙のサイズ (単位cm) *板紙は単位をcmで表示 L判 80×110 K判 64×94 M判 73×100 F判 65×78 S判 82×73 Y判(ワイシャツ判) 61×106 C判(カッター判) 61×97 - K判とは…A判とは…それは洋紙と板紙を理解すれば…
- これでやっと話が見えてきました。ちなみにA判はA4サイズの紙が表8枚、裏8枚の計16枚入るサイズで、印刷ではこの大きさで印刷して後は断裁してA4サイズにするわけですね。印刷物のページ数は16の倍数が良いなんていわれますが、16の倍数ページにすることで紙が無駄なく印刷できる訳です。
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