Excel(エクセル)で数式バーの文字サイズのみ大きくする方法
エクセルを使用して、(セルの文字の大きさはそのままで)数式バーの部分だけ文字を大きく(拡大)したい時ってたまにありませんか?私は、一つのセルに文章などを入力する時などは、数式バーの部分だけ文字を大きくしたいと思うことが結構ありました。色々調べていると、オプションの基本設定からデフォルトの文字の大きさを指定できるのですが、これではセルに入力される文字自体も大きくなってしまったりします。今回ご紹介するのは数式バーの部分だけ文字を大きくするってことがミソです。手順通りやったらできました。使い勝手もやはりいい感じです。
EXcel2010で試したやり方ですが、他のバージョンでも同様にできるのではと勝手に思っています。
- エクセルテンプレートという形式で保存
- まずはエクセルを新規で立ち上げます。ここでいきなり、「名前を付けて保存」をします。そして、ファイルの種類を「Excelテンプレート..xltx」という形式を選択します。
また、ファイル名は「Book.xltx」とします。ここは結構大きなポイントですが、(Book1.xltxではないので注意です。Book.xltxです。)
そして、保存先は、C:¥Users¥○○○¥AppData¥Roaming¥Microsoft¥Excel¥XLSTARTの中に保存します。(○○○の部分は人によって違うと思いますので○○○としています。)
(私は最初XLSTARTというフォルダが見当たらなかったのですが、.xltx形式を選択した状態だと、XLSTARTが表示されました。)
XLSTARTフォルダについては、ググって頂ければ詳細は書かれていますが、エクセル立ち上げると同時に、XLSTARTを読みに行くそんなフォルダなようです。
保存したら、一旦エクセルファイルは閉じます。 - デフォルトのフォントサイズを変更
- 再びエクセルを新規で立ち上げます。今度は、オプションからデフォルトのフォントサイズを変更します。上のメニューの「ファイル」「オプション」を選択します。
「フォントサイズ」を現状より大きく設定し、OKをクリックします。ここでExcelの再起動を求められますので、Excelを閉じます。
(もし、Book1.xlsxを保存しますかと聞かれたら [いいえ]にしておきます。)これで設定は完了です。
次にエクセルを開くときは、セルのフォントサイズはそのままで、数式ボックスの文字サイズが大きく設定できていると思います。
因みにちょっと残念だったのは、CSVファイルを開いた場合は、セルも含めて文字が大きくなっています。使い勝手は人それぞれだと思いますが、私はこの設定でエクセルのストレスが少し解消しました。
プラスαの補足として、数式バーの高さを変更する場合のショートカットキーはCtrl+Shift+Uです。
Excel(エクセル)で数式バーの文字サイズのみ大きくする方法