Illustratorで芝生っぽいテキストエフェクトに仕上げる方法
Illustratorで芝生っぽいテキストエフェクトはネット上でよく見かけていたので一度やってみたいと思い試してみました。
- テキストを入力して分割・拡張
新規ドキュメントを作成し、任意の文字を入力します。次に上のメニューから「オブジェクト」「分割・拡張」を選択し分割・拡張を行います。
そして、分割・拡張したテキストを、Ctrl+C(コピー)して、Ctrl+Bでバックにペーストします。あとで使用するので、Ctrl+2などでロックをかけておきます。(見ため上は何も変わりませんが、二つが重なっている状態です。)- ノート用紙を適用
上のメニューから「効果」「スケッチ」「ノート用紙」を選択します。(値は上記の画像の通りです。)
その後、上のメニューの「オブジェクト」「アピアランスの分割」を選択しアピアランスの分割を行います。- ライブトレースを適用
上のメニューから「オブジェクト」「ライブトレース」「トレースオプション」を選択します。(値は上記の画像の通りです。)
結果このような状態になります。その後、再び上のメニューから「オブジェクト」「分割・拡張」を選択し、拡張・分割を行います。
- テキスト周囲の黒枠を消していく
拡大すればよくわかりますが、現状文字の周りに黒しい縁が残っているところがありますので、これを取り除いていきます。取り除き方は「ダイレクト選択ツール(白矢印)」で選択しては消し、選択しては消しと地道に黒縁部分を取り除いていきます。
取り除いた状態はこのようになります。
- 緑のグラデーションを設定
文字に対して緑のグラデーションを設定します。
その後上のメニューから「効果」「パスの変形」「パンク・膨張」を行います。
- バックのテキストにぼかしを加える
手順1でロックしたテキストのロックを解除し、黒から焦げ茶のグラデーションをかけた後、上のメニューの「効果」「スタイライズ」「ぼかし」を選択します。(値は上記の画像の通りです。)
- 背景を作成
背景に長方形ツールで四角を描いた後、アピアランスパネルから新規塗りを追加し、茶色から焦げ茶色のグラデーションを設定します。その後、上のメニューの「効果」「スケッチ」「ノート用紙」で背景に一手間加えます。ブレンドモードをソフトライトにし、不透明度を25%に設定します。
最後にドロップシャドウをかければ完成です。上のメニューの「効果」「スタイライズ」「ドロップシャドウ」を選択します。(値は上記の画像の通りです。)
Illustratorで芝生っぽいテキストエフェクトに仕上げる方法