Illustrator(イラストレーター)でリボンのイラストを描く方法

○○周年記念等でよく見るリボンをイラストレーターで作成する方法です。作業は至って簡単なのですが、文章で伝えるのがなかなか難しい…うまく伝わっているかどうか…。
IllustratorCS5で複数のファイルを開いている時、タブ間の移動のショートカットはctrl+F6。便利だけど片手じゃ届かねぇ…
- 3つの長方形からリボンを作成します。
まずは長方形ツールから、リボンの基となる横長の長方形を描きます。(色は後から変更できるので何色でも問題ありません。)
今描いた長方形を選択した後、Ctrl+Fを押し、最前面の同じ位置に長方形をコピーします。(同じ位置にコピーされているためこの時見た目には特に変化はありません。)さらにこの作業をもう一回行います。結果的に、長方形が計3つ重なっている状態です。
次に、長方形オブジェクトを1つ選択し、[1]のようにグーッと左に引っ張ります。さらにもう一つの長方形オブジェクトを1つ選択し、今度はグーッと右に引っ張ります。文章で書くと何だかややこしいですが、要は[1]の状態になっていればOKです。
次に[2]の作業をします。先ほど引っ張った長方形の左側の中心にペンツールでパスを追加します。この時Ctrl+Uでスマートガイドを出しておくとパスを追加する位置(中心)が良くわかります。
次に[3]の作業をします。ダイレクト選択ツール(白矢印)で[2]で追加したパスを含んだ範囲を選択します。
次に[4]の作業をします。キーボードの→を数回押して、凹まします。 これらの[1]~[4]の作業を右側でも同様に行います。- 前後を調整
一番長い長方形を選択し、上記のように、少し両サイドを伸ばし、最前面(ctrl+Shift+])に持ってきます。
- 仕上げ
次に3つのオブジェクトをつなげる作業をします。ここでのポイントは、Ctrl+Yでアウトラインを表示し、Ctrl+Uでスマートガイドを出しておくと作業がしやすいです。折れ曲がった部分をペンツールで書いていきます。(4点を順にクリックしていけばOKです。)同じ作業を右側も行います。
あとは、下記のように一番長い長方形を最前面(ctrl+Shift+])に持ってきます。最後に色を付けてれば完成です。
もう少しそれっぽく見せるためには、グラデーションで色を調整したり、「効果」の「ワープツール」などで、変化をつければOKです。
Illustrator(イラストレーター)でリボンのイラストを描く方法