Instagram風のレトロな効果をPhotoshop(フォトショップ)でやってみた

写真にレトロな効果を付けるやり方です。Instagram風で付けるレトロな効果とよく似ています。
こちらを参考にやってみました。How To Give Your Photos a Cool Retro Analog Effect
- まずはBefore・Afterを
これがBefore。
これがAfter。では、実際にやり方をメモしたいと思います。
- トーンカーブを調整
トーンカーブ(Ctrl+M)より上記のように、少し明るく、そしてコントラスト少し強めてやります。
- トーンカーブのチャンネルレッドを調整
同じくトーンカーブ(Ctrl+M)より、今度は「チャンネル」をレッドにして、上記のように設定します。
- トーンカーブのチャンネルグリーンを調整
次も同じくトーンカーブ(Ctrl+M)より、今度は「チャンネル」をグリーンにして、上記のように設定します。
- トーンカーブのチャンネルブルーを調整
次も同じくトーンカーブ(Ctrl+M)より、今度は「チャンネル」をブルーにして、上記のように設定します。
- 新規にレイヤーをマゼンダで塗りつぶし
新規レイヤーを追加します。
描画色をマゼンダ100%に設定します。その後、レイヤーのブレンドモードを「ソフトライト」にし、不透明度を20%に設定します。- レイヤーを複製してぼかし
手順2~5でトーンカーブを調整したレイヤーを複製します。(レイヤーを右クリック→「レイヤーを複製」でもできます)
複製後、上のメニューの「フィルタ」「ぼかし」「ぼかし(ガウス)」より全体をぼかします。
現状全体がぼけてしまっているので、これを写真の周囲だけをぼかしたいと思います。レイヤーパレット下にあるアイコン「ベクトルマスクを追加」ボタンをクリックします。ベクトルマスクは黒く塗りつぶしたところにマスクが掛かりますので、ブラシツールに持ち替えて、ソフト円ブラシ(周りがぼやっとなっている円ブラシ)を選択し、写真の中心部分をクリックすると、中心部分のぼけが消えて周囲だけぼけている状態になります。
- 写真周囲を赤黒っぽくする
新規レイヤーを追加します。
ベクトルマスクを適用したレイヤーの黒●部分をCtrl+クリックして選択範囲を取ります。選択範囲をが取れたら、描画色「赤」で塗りつぶします。ブレンドモードを「覆い焼き(リニア)」、不透明度を70%にしてきます。このレイヤーをダブルクリックして、「レイヤースタイル」のダイアログを表示させ、境界線を選択します。値を上記のように設定します。
- 中心を白っぽく
新規レイヤーを追加します。
描画色を白にしておき、ブラシツールを選択します。ブラシを大きさは任意で決め、中心に向かってワンクリックします。この時、レイヤーのブレンドモードは「ソフトライト」、不透明度は60%に設定します。- ノイズを加えて完成
新規レイヤーを追加します。
描画色を白黒にして塗りつぶします。上のメニューの「フィルタ」「ノイズ」「ノイズを加える」を選択し、値は任意でノイズを加えます。そして、不透明度を10%にすれば完成です。
レトロな効果をPhotoshop(フォトショップ)で付ける方法