Illustratorでめくれた感じを表現する方法　|　楽してプロっぽいデザイン

Illustratorでめくれた感じを表現する方法

Photoshopで画像の端をめくれた感じにするチュートリアルは数多く紹介されていますが、Illustratoｒの場合はどうすればいいのかと考えた時に、上記のように、いとも簡単にめくれた感じを表現する方法がありました。そのやり方をメモしておきたいと思います。

以前の記事よりPhotoshopでのやり方はこちらです。Photoshopで画像の端をめくれた感じにする方法。

3つの円でめくれた感じを出す。: まず解説する前提として、パスでめくれた部分を綺麗に描ければ、この手の作業は特に必要ないのですが、まぁパスで綺麗にめくれた感じが描けないという方には、便利な方法だと思います。まずベースとなる長方形を描きます。その長方形をロック（Ctrl+2）しておいて、円を3つ描きます。重要なのは3つの交点です。この部分が最終的にめくれた部分になります。
パスファインダ－分割を使います。: そして3つの円を選択し、「ウィンドウ」「パスファインダ」「分割」を選択します。そうすると重なり合っている部分がそれぞれ分割されますのでグループ解除（Ctrl+Shift+G）をして必要のない部分を削除していきます。
すると、めくれた部分となる三角形が残ります。
このめくれた部分は、グラデーションやドロップシャドウなどを施し、それっぽくします。また、ベースとなる長方形の必要のない部分はめくれた部分となる三角形とベースの長方形の交点をナイフツールを使用し、切り取って必要のない部分は削除して完成です。